予防歯科とは虫歯にならない、歯槽膿漏にならないことを目的に行っています。そのために歯ブラシの仕方がもっとも重要になります。 従来の歯ブラシの仕方は、歯と歯の間にブラシが通らない磨き方で、歯間の汚れが十分に取れません。桜井歯科医院が開発した磨き方は、歯と歯の間にブラシがきちんと入り込み、歯間をきれいに磨くことができる磨き方です。この磨き方で歯を磨きますと、歯間ブラシを使わなくても、歯ブラシだけで、歯間の中を綺麗に磨くことができます。 まず、歯ブラシは固いものを使用します。(当院推奨歯ブラシはペリオのM)まず下の歯は、歯ブラシの毛先を上向き45度に押し込みます。ほとんどの方は、歯ブラシをするときに、歯と直角に当てているのでブラシが歯間に入りません。当院推奨の上45度に入れるときちんと入ります。上45度の角度で下の歯の表側と裏側を磨き、上の歯は逆に下45度の角度で当てて、磨きます。特に右利きの人は、右上の裏側と、右下の裏側にブラシを入れるのが難しいので、当院で指導を行い、正確な歯磨きができるようにします。 きちんとした歯磨きをしないと、せっかく直した歯が悪くなる原因になります。逆に、きちんとした歯磨きができる人は歯ぐきがの炎症がなくなり、歯ぐきが健康な状態になっていき、健康な歯ぐきのバロメーターである、ピンク色に変わっていきます。
インプラント体を入れた後は、自分の歯と変わらない感覚で、噛むことができます。
普通インプラント手術は、歯ぐきを切開して骨にドリリングをし、インプラント体を埋め込み、縫合を行います。一回切開して、縫うと痛みが出て、1週間は痛みが続く事がよくあります。どうしても難しい症例の場合は切開を行う場合もありますが、基本的には切開しない施術をおこなっています。そうすることにより、翌日の洗浄、消毒は必要無くなります。3か月後に埋め込んだインプラント体の上に土台を立て、それを被せることにより、自分の元からの歯のように噛めるようになり、治療終了となります。
メンテナンスと同様に、歯周病をなくす最大の要因は歯ブラシなので、日ごろのブラッシングケアが大切です。また、歯磨き粉も、出血を防ぎ歯周病を治療する歯磨き粉が有効で当医院で取扱っています。 歯磨き粉と、当院でお教えする磨き方で、歯と歯の間に歯磨き粉を入れることでばい菌がいなくなり、収斂作用で歯ぐきが引き締まり、歯周病が改善されていきます。 悪化した場合はレーザー治療を行います。レーザー治療は歯周病に有効で、悪化した場合も改善方向に向かいやすくなります。レーザー治療でも改善できないようなひどい歯周病の場合には、手術を行います。
入れ歯は当院の得意とするところです。この入れ歯は固いものでも何でも噛める、という入れ歯を作ることが大切で、当院で作った入れ歯は、お煎餅も十分噛むことができます。お煎餅をかんで、挟まって痛いというような入れ歯は、合っていないから歯ぐきから浮いてきて、その隙間に挟まるのです。 古くなって、どうしようもなくなった場合、入れ歯を作り直しますが、慣れている入れ歯の方が使いやすいので、現在使用している入れ歯を直すこともします。また、自費のものと保険範囲内の入れ歯の違いは、自費のもののほうが材料が良いものを使っているので圧倒的に持ちが良く、薄く作ることができるので装着感が圧倒的に優れています。うまく噛めるか噛めないかという点では保険でも自費でも大きく変わることはありません。保険適用の入れ歯は長年使用していると割れてしまうこともあります。 入れ歯を長い間使っていると、徐々に歯が擦り減っていくので、噛み合わせの高さが低くなっても分からず、感覚的には噛めているようでも、噛み合わせが悪くなっていることがあり、定期的に検査をして、きちんと噛めるように修正します。
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