普通インプラント手術は、歯ぐきを切開して骨にドリリングをし、インプラント体を埋め込み、縫合を行います。一回切開して、縫うと痛みが出て、1週間は痛みが続く事がよくあります。
桜井歯科医院では歯ぐきの上にインプラント体を埋め込む分だけを丸くドリリングして、切開はしません。そこに直接インプラント体を埋め込んでインプラント治療は終了となります。切開・縫合がないので痛みはほとんど出ません。 どうしても難しい症例の場合は切開を行う場合もありますが、基本的には切開しない施術をおこなっています。そうすることにより、翌日の洗浄、消毒は必要無くなります。
3か月後に埋め込みしたインプラントの上に土台を立て、それを被せることにより、自分の元からの歯のように噛めるようになり、治療終了となります。
残された歯を
犠牲にしない
部分入れ歯やブリッジのように、周囲の歯を削ったり負担をかけることがありません。
しっかり噛める
インプラントは強い力が加わってもずれたり外れたりすることがありません。ガムや固い煎餅でも安心して噛むことができます。
見栄えが良い
インプラントは見た目が本物の歯と変わらず、自然です。また、入れ歯と違って会話がしづらいということはなく、違和感のない会話を楽しむことができます。
※インプラントは人口の歯のため、衛生状態が悪いと、歯周病になる可能性もあるため、定期的な健診が必要になります。
ブリッジ
ブリッジ(固定式義歯)とは、失った両隣の歯を支えにして、連結した冠を被せて回復する方法です。支えている歯が弱り、将来的に失う可能性もあります。
部分入れ歯
部分入れ歯(着脱式義歯)とは、残された歯に、金属の留め金を引っ掛けて人工の歯と歯肉で補う方法です。ブリッジ同様支えとなっている歯を失いやすく、異物感が大きくなり、噛む力もインプラントよりは弱くなります。
総入れ歯
総入れ歯(着脱式義歯)とは、支える歯が全くない場合は、歯肉だけで人工の歯と歯肉で支えて補う方法です。保険を適用することができますが、口内の異物感が大きく、会話や食事がしづらいというデメリットがあります。
インプラント手術前に口腔内検査(問診、視診、触診、口腔内模型印象、レントゲン撮影) を行います。その後CT撮影をし、症状を確認しながら治療計画、費用、日程ついてのカウンセリングを行います。
インプラント手術当日はドレープと呼ばれる滅菌布で、口の形に開いた物を顔から胸にかけて覆い、その後口腔内消毒をします。 次に局所麻酔をしてインプラント埋め込み部分の歯肉を直径5〜6mmを丸くドリルで切り取りその後、中心部分にドリリングをして、インプラント体を埋め込みし、縫合はせず切り取った歯肉の部分に炭酸ガスレーザーを当てて終了。 この切開、縫合を行わないインプラント体埋め込み手術に関しては、予後が良いため翌日は洗浄も消毒も行いません。3日分の投薬のみで、次回は1週間後に経過観察をします。もちろん痛みを伴った場合には翌日に来院するように指導しています。 骨の状態が薄く直接骨を目視しないといけない場合には、切開して骨を露出させ、ドリリングしてインプラント体埋め込みし、その後縫合します。 その場合には翌日に洗浄消毒をするようにします。
切開・縫合した場合のインプラント手術翌日は、ご来院頂き、手術箇所を洗浄・消毒・レーザー照射を行います。さらに手術後1週間から2週間後、洗浄・消毒したうえで縫合部分の抜歯を行います。
切開を伴わないインプラント手術の場合は翌日の洗浄・消毒は行いません。
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